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双極性感情障害で障害厚生年金2級が決定、遡及額約430万円、年間約120万円決定した事例

〇相談時の状況

息子さんの障害年金の相談がしたいと、お母様からお電話をいただきました。

障害年金の制度を知り、該当する可能性があるなら申請を考えたいとのことで、面談にはお二人でお見えになりました。

 

〇相談時から請求までのサポート

就職後、思うように仕事が出来ないことで随分悩み、誰に相談したら良いのかも分からず落ち込んでいた時、突然お父様を亡くされたことで症状がさらに悪化していったそうです。

会社を退職後、アルバイトをしてもミスが重なるとパニックとなりアルバイトでさえ続けることが出来ず、自分を否定して過ごしていたとのことでした。日常生活においても家族の助言や援助がなくては成り立たない状態となっていることを伺い、障害年金2級に該当すると判断しました。

また、初診日から1年6ヶ月経過時も同じ病院に通院していることから、遡及請求も認められる可能性があると判断し、遡及請求による申請を提案しました。

ご自分では障害年金の仕組みを主治医に上手く伝える自信がないとのことでしたので、診察に同席し障害年金の考え方や仕組みについて主治医にお話をし、症状がしっかり現れた診断書を作成していただくことが出来ました。

 

〇結果

無事に、障害厚生年金2級が決定しました。

今後の生活に不安を抱いていらっしゃったので、かなり安心したご様子で喜んでおられました。また、遡及請求が認められたことで、これまでの苦労も少し報われた気がするとお話されていました。

障害年金の制度をもっと早く知っていたら、もっと早く安心が得られたのではないかと思うと、障害年金が必要な方にまだまだ情報が行き届いていないと感じ、さらに尽力しなければいけないと感じました。

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