大人の発達障害と障害年金 – 申請から受給までの完全ガイド
1. 大人の発達障害の主な症状
発達障害は子どもの頃からの特性であり、大人になってもその特性は続きます。
そのため、子どもの頃は気付かなかったけれど大人になってから発達障害と診断される方も多く、
その多くの方が以下のような症状を持っています。
・集中力の欠如や極端に集中しすぎる傾向
・コミュニケーションが苦手
・時間や約束の管理が苦手
・ルーチンの変化に対する過度な反応やストレス
・ケアレスミスを繰り返したり、マルチタスクが苦手
・こだわりが強い
2. 障害年金とは
障害年金という制度をご存知ですか?
大人の発達障害であるかもしれず、働けない方に給付される「障害年金」という国の制度はご存知でしょうか?
「障害年金」とは、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度です。
65歳以前に障害を持ち、日常生活や仕事に支障がある人に対して支払われます。
働けず、お金に困っている方は障害年金に頼ってみてはいかがでしょうか?
3. 働きながら障害年金を受給することは可能か?
実は、働きながらでも障害年金を受給することは可能です。
大事なのは障害の度合いや労働の状況、収入などの要件をクリアすること。
特に発達障害の場合、障害の程度や症状の影響度合いが個人差があるため、
医師や専門家としっかり相談することが大切です。
3. 障害年金の受給額はどれくらい?
障害年金の受給額は、障害の程度や申請者の過去の収入、保険料の納付状況などによって異なります。
各年金、等級別の受給額について簡単に図に起こすと以下のようになります。
具体的には、障害の程度で受給額が異なり、また、その他の条件や障害の種類によっても差が出ることがあります。
詳しい受給額については、社会保険労務士や公的機関で確認することをおすすめします。
5. 障害年金専門の社労士にご相談ください
障害年金請求で重要なポイントは、提出する書面に『実態が正確に書かれていること』、『診断書と申立書が矛盾していないこと』です。
ただこれには障害年金の仕組みを知っていないと、医師に上手に説明するのは至難の業。申立書の書き方も苦戦を強いられるのではないでしょうか。
これにより、『障害年金が不支給になってしまった』、『障害状態に正しく反映した障害等級にならなかった』ということがあるのも現実です。
専門家である社会保険労務士であれば、ポイントを分かりやすくご説明し、的確なアドバイス・サポートをさせていただくことができます。
また年金事務所とのやりとりも、障害年金制度を理解している社会保険労務士が行った場合ですと、案外スムーズにすすみます。
大変な思い、面倒な思いをされる前に、障害年金の専門家である社会保険労務士にお任せ下さい。
社会保険労務士に障害年金サポートを依頼するメリットについてはこちら!
最後に、障害年金の申請には専門的な知識が求められることが多く手続きも煩雑であるため、
困った時には社会保険労務士に是非ご相談下さい。
大人の発達障害を持つ方々が、社会的なサポートを受けるための第一歩として、この情報が役立てられれば幸いです。
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