糖尿病性網膜症で障害厚生年金1級が決定、年間約200万円受給決定した事例
相談者:男性(50代) 無職
傷病名:糖尿病性網膜症
決定した年金の種類と等級:障害厚生年金1級
年金額:約200万円
〇相談時の状況
障害年金を申請したいという内容で、ご本人からお問合せをいただきました。
お電話で現在の状況を伺ったところ、症状はかなり進行しているご様子で障害年金の基準に該当する可能性があるとお伝えし、正式にご相談を受けることになりました。
視力がほとんど無いとのお話でしたので、最寄り駅の喫茶店でお待ち合わせとなりました。
〇相談から請求までのサポート
毎年健康診断で指摘されていたものの近所の内科を1度受診しただけで、特に症状もなかったため治療をせずに10年以上過ごしてきたとのことでした。
症状が出て総合病院を受診した時には重症と診断され、すぐに治療を開始したものの現在は糖尿病性網膜症のため視力はほとんど無く、ルーペを使用してやっと見える程度であることや、手元が見えないため日常生活にとても不自由している状況でした。
矯正視力の数値から障害厚生年金1級に該当すると判断し、手続きを進めていくことになりました。
10年以上前だという初診日を証明できるか心配はありましたが、確認したところカルテが残っているということで病院に出向き医師に書類の趣旨について説明し、スムーズにご記入いただくことが出来ました。
〇結果
無事に障害厚生年金1級が決定しました。決定した当時、ご本人は体調が悪く入院中でしたので弟さんから決定の連絡をいただきました。
視力障害の認定基準は非常に明確で、矯正視力によって等級が決まります。
もし、視野障害をお持ちの方で「もしかしたら」とお思いの方は、是非ご連絡ください。